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                                    |  投資信託・FXのトラスト・トレーダーズ > 投資コラム > 09年10月30日 「いよいよ現実味を帯びてきたFX規制」 |  
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                                    |  いよいよ現実味を帯びてきたFX規制 |  
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                                    |  |  
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                                          | 先日の日経新聞にも出ていましたが、FXのレバレッジ倍率規制がいよいよ本格化してきました。この規制は、現在市場にあふれている100倍以上の極端なレバレッジを規制するもので、段階的に2010年からまずは50倍、その後2011年までには25倍まで上限を規制するものです。 
 さて、このレバレッジ規制によってもたらされる影響はどのようなものなのでしょうか。独断と偏見に基づいて考えてみました。
 
 
 日本のFX市場の縮小とFX業者の淘汰
 
 現在FXに投資している人の一部は、俗に言う「一攫千金」を狙っています。このような人たちからすると、レバレッジ25倍程度で得られる損益では物足りないでしょう。
 したがって、FXに投資する人口の増加スピードは、マイナスに転じることこそないでしょうが、ペースは鈍ることが間違いありません。
 
 また、この影響を受けてFX業者の数も大幅に減ります。
 現在FX業者の優劣を決めるポイントの重要な一つが、「最大レバレッジ倍率」です。これがそもそも規制されてしまいますので、数百倍の高レバレッジを売りにしてきた業者はかなり厳しい状況に追い込まれることが見込まれています。
 ただ、FX業者がウヨウヨと沸いて出てくる昨今の状況は多くの問題を生んだという経緯もあり、FX業者の経緯はむしろ歓迎されるのでは、、、とWTは見ています。
 
 レバレッジ倍率至上主義だったこれまでに比較して、総合的なサービスの質や、スプレッド、スワップポイントの要素が極めて重要になります。これは投資家にとっては明るいニュースです。
 
 どんな商品も、黎明期にはブームにのっかって、胡散臭い商品やまがいものがまかり通りますが、これが規制や消費者(投資家)の知識向上をうけて淘汰され、より市場が成熟していくものなのです。FXについても、業者それぞれの底力が試される時が来たといえるでしょう。
 
 個人的には高レバレッジが大好きなので、残念なところですが、、、(笑)
 
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